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横山明日希

文系もハマる数学 (青春新書プレイブックス) 新書 – 2020/9/12
なかなか面白い本でした。どっぷり文系の私も楽しめました。
数学は面白いものです。数式や数学的な思考で考えるとわかりやすいことも多いように感じます。同時に人間の直感の頼りなさ、誤謬にも気づかされます。よく考えればほぼ正解できるのに直感で答えるとほぼ間違えるような問題もあります。
脳の不思議ですが、おじーさんは直感で答える場面が減っているのでじっくりと考えることができます。
こういうところが昔から年長者を尊重する習慣につながったのかもしれませんね。
文系もハマる数学 (青春新書プレイブックス) 新書 – 2020/9/12
説明
理系「数学に、こんなオモシロい話があったんだ! 」
文系「見事にハマりました」
東大「これ超面白いじゃないですか! 」
…など、感想多数。
本書は、子どもから大人まで大人気の「数学のお兄さん」が教える、おもしろい数学知識が満載の一冊。
数学本なのに「難しい数式」や「ややこしい計算」がほとんどありません。
また、本文は文章と図解で構成されている「読める数学」にこだわった雑学本です。
「1Lの牛乳パックを測ると950mlだった⁉」
「東京スカイツリーが三角形でできている理由」
「VII、IV、XII…、わかりにくいローマ数字の誕生秘話」
「新幹線が2人席と3人席になっている数学的理由とは」 「「感染が99%正しくわかる検査」で、大規模検査すると何が起こるか」
など、身近な謎から考えたくなる不思議まで、珠玉の話を収録。
数学嫌いの人、役に立たないと思っていた人ほど、世の中の見方が一変します。
横山明日希(数学のお兄さん)
math channel代表、日本お笑い数学協会副会長。2012年、早稲田大学大学院修士課程単位取得(理学修士)。数学応用数理専攻。大学在学中から、数学の楽しさを世の中に伝えるために「数学のお兄さん」として活動を開始し、これまでに全国約200か所以上で講演やイベントを実施。2017年、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)主催のサイエンスアゴラにおいてサイエンスアゴラ賞を受賞。著書に『笑う数学』(KADOKAWA)、『算数脳をつくる かずそろえ計算カードパズル』(幻冬舎)などがある