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宇田川 廣美

ケアマネジャーになるには (なるにはBOOKS 129) 単行本 – 2024/8/2
親が介護対象になり、ケアマネージャーと接する機会ができました。ケアマネージャーという言葉知っていますが、具体的に何をする人でどんなスキルを持っている人なのかが今一つ不明でしたので、この本を読みました。よくわかりました。
この本ではケアマネジャーは当事者が選べるようになっていますが、実際には入院中の病院で紹介されたケアマネージャーにお願いしています。ケアマネージャーの方が病院に営業をかけた成果かと思います。当事者としてはケアマネージャーの方の人となり評判もわからず言いなりです。医療関係、介護関係にはこのような不透明な部分が多そうです。当事者は何もわからず複雑な行政システムが構築されており、その場の関係者の言いなりになるしかありません。
この分野は情報公開度は高いようで低いのかもしれません。いわゆる自由競争、自由市場にさらされていないと感じました。そこが介護行政・医療行政に高額がかかる原因かもしれません。
ケアマネジャーになるには (なるにはBOOKS 129) 単行本 – 2024/8/2
説明
日本人の5人に1人が後期高齢者となる日が目前に迫っています。超高齢化社会を支える介護保険制度の鍵を握るのが、ケアマネジャー。家事援助から看護やリハビリなどの訪問サービス、デイサービスやショートステイ、各種介護施設まで、さまざまなメニューを駆使してお年寄りやその家族を支援するケアマネジャーの活躍を紹介。適性やなりかたも詳しく解説します。2006年以来の全面改訂版。
宇田川 廣美
1959年、神奈川県生。東京警察病院看護専門学校を卒業後、看護師として臨床、予防医学分野に勤務。その後、フリーライターとして医療・看護・健康分野で取材・執筆にあたる。著書に『看護《真実》辞典 TRUTH-常識をこえるための53のキーワード』(ライフサポート社)がある。