明日にはホイアンに出発予定ですのでホーチミンは今日だけ。今日はホーチミン観光をします。
ホテルで朝食後、徒歩でIndependence Palace(独立宮殿?)に向かいます。

歩いて行くとHo Chi Minh City Museum of Fine Artsがありましたので入ります。市立美術館ですね。近代美術展示です。意外と面白かった。ただモチーフに戦争が多かった。そりゃそうか近代だから。
庭にあった石頭。
入場料30000VND=180円くらい。ベトナムは基本的に入場料安いですね。

途中でベンタイン市場に寄ります。

ここがIndependence Palace(独立宮殿?)です。要するに総理官邸みたいな感じです。大きくて立派。
入場料40000VND=250円くらい。
個人的はそれほど面白くなかったかも。

歩いてすぐのところにあるベトナム戦争証跡博物館。入場料40000VND=250円くらい。こちらは興味深いところです。
写真で見えるように白人多め。

おそらく鹵獲した米軍のヘリと戦車が前庭に展示されています。

他にも色々と古い米軍の戦闘車両などがあります。

内部展示。1階に世界各国のベトナム戦争反対運動が大々的にあります。もちろん、日本のベ平連も。
世界中のベトナム戦争反対運動に感謝をささげるという展示です。
今考えると、ベトナム戦争とは「なんて馬鹿げたことをしてたんだ」ということになりますが、当時はアメリカも真剣に共産主義と戦うためには遠く離れたアジアに数十万のアメリカ軍を派遣することが必要だと判断しました。時代感覚というものは恐ろしいと感じましたし、現在、正義や正しいと思っていることが未来から見るととてつもなくバカな行いである可能性が今後もあることを恐ろしく感じました。

アメリカの戦争責任を明確に批判しています。
他の展示は、如何にアメリカの戦争犯罪が行われたかを「これでもか!これでもか!」と繰り返し、精緻に描写公開しています。さすがと思ったのは戦時中に活躍や死去された西側ジャーナリストに対する敬意と感謝の展示もすごく多かったことです。憎むだけでなく感謝もするのはアジア的なのかな?
個人的に不思議に思ったのは白人の多さです。おそらくフランス人も多いとは思いますが、アメリカ人らしい人々の多さです。直接の加害者の末裔がこれを見てどう思うのか?みんな真剣に見てました。
個人的感覚かもしれませんが、私は南京虐殺記念館や韓国などのアジアの記念館などには行きたくない。
以前、タイ・チエンマイの博物館に行った時に最後に日本軍の暴虐なマネキン展示などがあり、その場にいられないほど恥ずかしい思いをしました。逃げているんですね、多分。過去に向き合っていない。
白人はその辺は過去と現在は別と割り切ってるのでしょうか。

お昼ご飯はVINCOM MEGA MALL Thảo ĐiềnのTexas Chickenでメキシカンバーガーコンボ。99000VND=600円くらい。バーガー+ポテト+ペプシ飲み放題。
Texas Chickenの窓から外を見ると駅でした。ホーチミンにも都市鉄道ができ始めています。

晩ご飯はホテル近くの横丁で。
今日の大きめの費用(大きくないのも含まれます)
1.Ho Chi Minh City Museum of Fine Arts 30000VND=約180円
2.Independence Palace 40000VND=約240円
3.ベトナム戦争証跡博物館 40000VND=約240円
4..お昼ご飯 Texas Chicken メキシカンバーガーコンボ 9000VND=約600円
5.ホテル プラハ ホテル (Prague Hotel) 2泊朝食付 7548円/2=3774円